樋口主水
川内村の名声を広め、芸術文化の興隆に貢献されました故樋口春(ひぐち・なごし)先生が詩人草野心平先生に続いて、平成8年に川内村名誉村民第2号に推戴され、名誉村民の称号が贈られました。
樋口先生は、20才にして錦心流薩摩琵琶の奥伝に達し、水号を許され樋口主水と号しました。 昭和30年から亡くなるまでの47年間本村に定住され農業のかたわら全国各地で琵琶の演奏やテレビ出演等々、川内村に「琵琶仙人あり」と本村を広く知らしめられました。昭和61年に福島県文化功労賞並びに川内村特別功労賞、平成2年には文部大臣から地域文化功労賞が贈られました。
今でも、琵琶芸術の極限に挑む姿勢には深く感動するものがあり、本村の文化の進展に与えた功績は郷土の誇りであり、その功績をたたえ名誉村民として川内村史に永久に明記されます。
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- 2017年3月11日
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